Xsererから「DMARC対応はじめました」メールが届き、あわあわと設定した夏原です。
まだまだ他人事だと思ってましたが、そろそろやっておいた方が良さそうなDMARC設定のおはなし。
DMARCってなんだ?ひとことで言うと「新しいメール認証技術」です。
なりすましとかスパムメールとか鬱陶しさ200%。じつに国内で流通するメールの約4割が迷惑メール(2023/3時点)出典:総務省なんだそう。一時期は世界で見ると9割が迷惑メールだったらしいので、それと比べるとかなり改善しましたが・・・それでもまだ多いですよね。
で、出てきたのが新しいメール認証技術のDMARC。DKIM(DomainKeys Identified Mail)やSPF(Sender Policy Framework)などの認証と一緒に使われる、認証をパスしなかった場合にメッセージをどうするかを決定するセキュリティルールです。
イメージ、DKIMはSPFは身分証明書、DMARCは門番みたいなもの。
なので、DMARC導入のためにはDKIM設定が欠かせません。
Xserverの場合は、コントロールパネルにログインして設定します。
メール設定の一番下「DMARC設定」/したか3番目の「DKIM設定」
おすすめの手順は、まずDKIM設定をしてから(DKIM設定追加タブ>ドメイン選んで「設定する」ボタンを押すのでOK)
DMARC設定をします。
一応指示通りに2段階踏んで設定したけど、いきなり「迷惑メールとして配送する」「ON」にしてもちゃんと動きそうな気はする・・・(ご自身のご判断で設定くださいね)
これをやるとスパムが減らせる(&なりすましメールのリスクが減る)ほかに、一斉送信でお客様にメールが届かないリスクの低減につながります。メールを送ったのに迷惑メールフォルダに振り分けられた!とかが減ることを期待しています。
まだ対応していない方は、設定するのがおすすめ。