当方、コンサルティング事業だけでなく研修・セミナー事業もたのしく承っております。
先日登壇させていただいた研修のご依頼をいただいた企業さまでの気づき。それは
基礎ができてない人に、AIを使いこなすのは難しいのかもしれないということ。
AI教育に力を入れている事業者さまの年次の浅い方向けに、プロモーションのシミュレーションを通してビジネスコミュニケーションを磨いてもらうという研修会社の素敵コンテンツに登壇させていただいた時のはなし。
年次が浅いため、「顧客の要望に沿ったプロモーションの提案をしてください」といっても
まずゴールがなんなのか掴めない。
顧客の要望をきちんとヒアリングして引き出すことができない。
上司と協業しなくちゃいけないけどできない。
この3「ない」はだいたいどの会社も似たりよったりなんですが、周囲と協力しながら乗り越えていくのがこの研修のキモだったりします。ほんとよくできた研修だなあといろんな企業で登壇するたびに思うのですが、今回の本筋はそこではなく。
今回の受講生さんたちはなまじAIツールが使えるだけに、安易に「プロモーション企画をつくって」と動かしてしまい、見た目はなんかかっこいいけど、至って一般的なプロモ企画をつくりあげたわけです。
当然、自社の長所など盛り込めておらず、顧客要望にも沿っておらず、結果的に「刺さらない」。
講師としてはめちゃくちゃフィードバックし甲斐のある(!)事態に。
で、なんでこうなったかを考えました。
最も大きな要因は、自分の頭で考えずに考えることをAIに丸投げしたから。
その上、AIのアウトプットを盲信したから、のように見えました。

これ、結構わたしたちもやってしまいますよね。支援する中で、この状態の事業者さんも多い。
AIをつかいこなすのにこれだけは!の要素・・・
それは「自分の頭で考える」こと。その上で、情報収集やデータ整理などの目的・用途を明確にした上でAIを道具として使うこと。これに尽きる。
AIは、AIがなくてもゴールに辿り着けるけど、あったら成果が早くラクに出せる人にはとても有用なツールです。
自力でゴールに辿り着くのが難しい=基礎力が不足している方には、毒にも薬にもなるよなあと。
AI活用の勉強だけでなく、基礎は何事もおろそかにできないよね・・・という話でした。にんにん。

