コロナの大流行、健康を脅かすだけでなく経済にも大打撃です。みなさま、お変わりありませんか。
連日、自治体の融資担当窓口は超満員。
中でも、お話を聞いていると飲食店は特に厳しい。SNSでも、大好きなお店が苦しそうなのはつらい。
何かできることはないか…と思っているときに、FacebookでFUCHU BENTO MAPを知り、すぐ行動を開始しました。
同様のサイトは続々といろいろな地域で立ち上がっています。
【お弁当プロジェクト】
はじめに何をやるか?
このアプリの肝は「情報量」。個人のボランティア活動では限界がある。
そのため、まず品川区役所の職員の方に相談しました。
「ちょうど品川区商店街連合会がまさにそういうのやりたいって言ってる!」とつないでいただけることに。この時点ですでに一つ奇跡。
翌日、品川区商連のご担当とミーティング→即、つくることに。技術基盤&仕組みづくりを担当し、政治的な調整(かかるコストとか)と情報収集は担当の方にお願いしました。入力などの作業は当面分担してやっています。
ここだけの話、4/4時点で実際に作業してるのは区商連のご担当とナツハラの2人だけ・・・!
思いつきから4日でリリースできた理由は?
- Code for FUCHUさんがテンプレートを提供してくださっていたから
- 品川区商店街連合会の担当者さんの熱意とアクションがすばらしかったから
- がんばったから
メールで連絡したところ、即レスをくださったCode for FUCHUさま。(個人名は勝手に出してはダメかもと思い、組織名で。ありがとうございます!)テンプレート使っていいよ、こう作ったらいいよと親切にメールでいただいたおかげでサクサク作成できました。←今回の自分的奇跡2つ目。
小平・稲城から府中への広がり、今やいろいろな地域でBENTO MAPが作られています。Civic techerの皆様、本当に尊いです。ありがとうございます。
基盤はGlideを使っています。これすごく便利。ノンプログラミングでGoogleスプレッドシートをベースにアプリライクな画面が作れるので、非エンジニアでもチャレンジできます。データ数500行までなら無料。
Glide、マッピングが有効な業種の方はいろいろ活用できそう。商店街のイベントとかで開催中のお店を一覧するのとかにも使えそうだな―
Glideの使い方は公式の動画が意外とわかりやすい。英語だけど、動画で見せてくださるので結構わかる。他にもいろいろわかりやすいブログがあるので、そちらを参照ください。
写真データが一定量を超えるとマップピンが立たなくなるので、なるべく軽い写真でUPするのが無料でぎりぎりまで使うコツです。笑
区商連のご担当の頑張りに本当に頭が下がりました。ご自身も保育園にお迎えがある中でギリギリまで調整いただいたり、連日深夜までオンラインでディスカッションして詳細詰めたり。デザイナーさんに超速で超おしゃれなロゴ作ってもらったり。ほんと心から地元のお店を応援している方が商連にいるってすてきだなーとほっこりした次第。
はやくリリース・より多くの方につかってもらうために
関係者の調整がホント大事だなと今回の件で痛切に感じました。区や商連の方にご協力いただけたのも、普段からのリレーションがあってこそ。そして、Civic techerな方々につながらせていただいていればこそ、これが実現したんだなあとしみじみ。ありがとうございます!ほんと感謝しかありません。
Facebookでも本当にたくさんの方にシェア・いいねをいただきました。
直接面識のない方が紹介してくださったり、もうこれはみんなの共有物だなと感じます。
飲食店の方からの発信だけじゃなくて、区民の方から投稿があったり。
コロナで小学生の子どもたちはGWまで自宅待機。毎食ごはんをつくるのつらいから、近隣の飲食店さんのテイクアウトを上手に使いたいと思います。
飲食店さんたちにとっては、新規顧客獲得の一助になるかも。テイクアウト利用を機に、コロナが落ち着いたらお店に足を運んでくれたらいいな。