せっかく子どもたちがいるので、消費者として市場分析をする良い機会かなと思い記録に残します。
いやーーー自分が体験した地方都市の受験と、首都圏の受験の違いをまざまざと感じます。
時代の違いもあるのかなあとも。
受験する?地元に進学する?
高校受験と違い、中学は地元の公立校に無試験で進学できるんですよね。
受験は必須ではない、ということ。(義務教育だからあたりまえか・・・)
うちが検討したポイントは3つでした。
1 人間関係
だいたいが今通っている小学校と似たような校区で設定されているので、学年マルっと同じ中学になるか、半分くらいが同じ中学になるかという感じ。これは今も昔もかわらないのかなと。
今通っている小学校の人間関係を変えたくない方は、受験なしで地元の中学に進学がおすすめなのかなと。逆にもう一味、と思っている場合は私立や都立・国立で自分の子どもに合いそうな学校をさがしてみるのもいいんじゃないかと。
2 学校のファシリティ・教育に使うツール
うちの長男はワーキングメモリが少なめ、という発達の特徴があります。
学校生活での影響では、たとえば先生の話を聞きながら板書をノートに写す、という作業が本当に苦手といった形で現れます。そのため、タブレット等で板書は写真撮影OK、ノートではなくデジタルドキュメントでの制作物提出可などの環境の方がぐっと学びやすくなります。
公立の学校で板書をタブレット撮影にしてもらえませんか、と相談したんですが却下されたこともあり・・・
教育に使うツールが子どもの特性にあっているかも学校選びの一つの視点だなと感じました。
ちなみにGIGAスクール構想で子どもたちがデジタルデバイスを手にした結果、授業中にもゲームをするお子さんが増えてしまったとか・・・息子の同級生にもいるようで、新しい道具の導入は長所短所両方あるよねと。
3 進学実績
勉強時間は労働基準法違反レベル
うちの次男の場合ですが・・・
朝から夕方まで小学校に通学し、帰宅したその足で塾へ。
授業を受けて、自習して帰宅するのは夜8時を超えます。
その上、帰ったらまたワークをするために机に向かう・・・!
土日も塾の授業や模試があり、丸一日休める日が月に1日あるかないか。
夏休み中、8月は塾だけだったのにもかかわらず稼働時間をカウントすると労働基準法に照らし合わせると完全にアウトなレベルでした。6泊7日、朝起きて夜寝るまで食事とお風呂、15分の散歩以外全部学習という勉強合宿の影響もおおきいですが・・・
それでも目標のタスクがこなしきれていない現状。
たしかに自分の時もかなり長い時間机に向かっていましたが、塾で過ごす時間はこんなにも多くなかった記憶が。
中学受験については、志望校選びなどいろいろ書きたいネタがたくさんあるのでまた。
私立中学の運営から学んだり考えたりすることも結構多くありますので・・・