子育て、ほんとイライラの連続です。
我が家は2022年現在、小6と小4の男児がいます。ゲームにだけは全力で取り組みますが、親が言うことはだいたい右から左へスルーです。もうイライラしかない。
このままでは頭の血管がいつか切れてしまうと思い、なんとか怒らずに子育てできるよう「仕組み化」を試みました。今日は縁起のいい日らしいので、今日から始めます。
子育てのゲーム化「Final Raising (仮)」概要
この取り組み、ざっくり言うと「親が〇〇しなさい」と言わなくてもいいように、クエスト化して子どもたちに自ら取り組んでもらおうというもの。
子どもたちはゲームにだけは全力で、寝食を忘れて取り組む。なら、日常をゲームにしちゃえばよくね!?と。
蛇足ですが、名前はファイナルファンタジーかドラクエからもじろうぜ、ということで「Final Raising (仮)」になりました。略称は「ファイレイ」です。(おもいつき) わかりやすく「子どもクエスト」とか「こそだてクエスト」とかにしようと思ったら、もうあるんですね。残念。
たとえば、毎日の連絡帳や配布物。「プリントと連絡帳だしなさい!」と何度言っても聞き流されますが、「連絡帳や配布物をママにわたすと1ポイント」とすることで、自ら出してもらおうと言う魂胆です。
ポイントを付与するだけだとおそらく狙い通りには動かないので、ちゃんとゲームっぽくなるようにいろいろなルールとごほうびを設計しました。ちなみに、バージョン1はこんな感じ。
ヤマダ電機とかまちおかとか、うちの生活感がモロに出ていて恥ずかしいですね・・・。ルールブックは随時見直しながら運用します。
ねらい
イライラしないようにすることが最も大きな狙いです。
それ以外にも、いくつか「こうなったらいいな」が込められている取り組みだったりします。
- 言われなくても自分で考える人にそだってほしい
- 「消費」と「投資」を体感してほしい
- 兄弟で一緒に取り組まないと成功できないクエストで、協力するメリットを感じてほしい
昔読んだWebの記事で、お父さんが娘さんに10万渡してお金の使い方を教えた話が印象に残っており。子どもたちが大人になったときに、「おもろいオカンやったなあ」って思ってくれたらいいなあと。
この取り組み、子どもたちが真摯に取り組んでいる間はママパパのルール上で動いてくれるので、いわば親は「神」的な感じになれます。厨二病ぽいですが。
そのうち何年か経って、「ルールの上で踊るより、ルール作る側になるのが最強」って気づいてほしいという壮大なねらいも。
一方で、子どもたちが飽きずに一生懸命取り組んでもらえるよう、親は随時、運用やルール改正に取り組む必要があります。ここ、めっちゃ難しいと思う。携帯ゲームやオンラインゲームって課金でチャリンチャリン儲かっていいなーと思ってましたが、お客さまを夢中にさせるには日々努力が欠かせないんですね。尊敬します。
長くなりそうなので、次は事前準備について書きますね。おたのしみに。